魔法使いの嫁 48話のネタバレ＆感想になります。
第４８篇 Birds of a feather flock together.Ⅲ
内容ネタバレ
突然倒れ込んだ女生徒を抱き留めたチセは
ルツの提案に従い彼女を近くのベンチに運ぶことに。
竜の呪いを受けてからというものチセの身体は
人二人分位は運べるほどの力を有しているらしく
彼女をそのまま抱きかかえ容態を確認しつつ
ベンチへと向かうが女生徒はすぐに気がついたようで・・・。
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気がついた女生徒は自分がどういう状況になっているかわからず
あたふたしていたものの抱きかかえられている事に気づき
顔を真っ赤にしていた。
そんな彼女を見てチセもまた何だか恥ずかしくなってしまったらしく
顔を赤くしながらもベンチへ座らせるが
いつも村のお客さん達と話していたのが癖になっていたらしく
問診してしまっていた。
呆気に取られていた彼女だったが
自分が緊張しやすいことを明かしそういうのに効く薬はないかと尋ねたところ
チセからジャーマンやカモミールなどお茶と
ラベンダーなどのポプリを渡されることに。
代わりに何をしたらいいかと聞かれたチセは
何も考えず押し売りしたみたいになってしまったことに気づきつつも
いつか感想を教えてくれればいいと願うのだった。
チセと別れ残された彼女だったが
そこへフィロメラと声をかけてきたのはヴェロニカだった。
誰かと話していたのかと聞かれたフィロメラだったが
何故かチセと話していたことには触れず・・・。
フィロメラと別れたチセはエリアスと合流し
当初の目的地である救護室へと向かうことに。
そこには人間であるものの随分と姿形が変わっている
アレクサンドラがおり変異レベルは5段階で3とのことだった。
そんな彼女に言われるままチセは
エリアスと別れ奥で色々話を聞かれることに。
人二人分くらい持ち上げられるようになったことや
交換した左目の事フラッシュバックの事等
聞かれるままに答えることになるが
アレクサンドラの質問攻めは続き
終わった時にはかなりの疲労を感じていた。
それからチセはアリスと共に
魔術学校でも滅多にない魔法の授業、
エリアスが先生をする授業を受けることに。
その教室にはアリスの見守りなのかレンフレッドの姿もあったが
エリアスの授業はチセから見てもすごい先生らしいもので
魔法とはどういうものかと分かりやすく説明されていた。
そんなエリアスの授業だが魔法と言うものを
最初から理解するのは難しいかもしれないとして
学院内にいた隣人たちの力を借り実際にやってみることに。
くれぐれも彼らの機嫌を損ねないようにと忠告したエリアスは
今日は簡単に蝋燭に火を灯し消すことだとして
まず見本としてチセとアリスを指名する。
自分達がやらされるとは思ってもいなかった二人は
緊張しながらも前に出るがどうやら妖精が魔術師の使い魔になったことを
口さがない連中が好き勝手言っているらしく・・・。
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苛立つアリスの心情をウィル・オー・ウィプスが表現したことで
ちょっと派手になってしまった部分があったもののなんとか成功し
チセもまた問題なくこなしていた。
二人の見本の後、エリアスはそれぞれやってみるようにと指示し
彼らが嫌だと言ったなら諦めなさいと伝え
見守っていたレンフレッドにも見張るようにと願い
生徒達はそれぞれ実戦してみることに。
生徒達の中には妖精から好意的に見られる生徒もいたものの
生徒の一人が自分のことを嫌がるサラマンダーをトカゲ呼ばわりしたことで
妖精から怒りを向けられてしまう。
辛くも襲い掛かられる寸前でエリアスが間に入ったことで
事なきを得たもののこの事が切っ掛けになり
生徒達も妖精達の機嫌を損ねたらどうなるか理解したらしく
自分に適性があると思えたもの以外は魔法はやめておいた方が良いと
エリアスから忠告を受け授業は終了するのだった。
危機管理がなっていないとレンフレッドに連れられて行ったエリアスに会いに
アリスと共に教師の部屋が集まっている階層へ赴くチセ。
そこには先程の授業にて隣人から錆びたにおいがすると言われ断られていた生徒がおり
リアン・スクリムジョーと名乗った彼と改めて挨拶を交すことに。
チセは何だか不思議とあんまり緊張しない人だと思っていたところ
リアンは単刀直入ですまないがと
自分に魔法を教えてくれないだろうかと願うのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックス、MAGCOMIでどうぞ！
感想
まだ学院篇が始まったばかりと言う事もあり
次々と新キャラが登場していますが
誰も彼も癖が強そうですね・・・。
まあ、魔術学院という普通ではない場所を舞台とするわけですから
それもしょうがない部分ではありますが
チセには早くアリス以外にも友達と呼べる人が出来たらいいなと。
それはそれとして今回エリアスの初授業がお披露目したわけですが
やっぱりというか多少のハプニングが起こりましたね（苦笑）
まあ、それについてはアホな生徒が悪いとしか言いようがないんですが
やっぱり・・・といった感じ。
ただ授業自体はかなり優しいと言うと変ですが
それなりに先生っぽく出来ていましたので
あんまり心配することはないのかも。
それにしても魔法の授業にも参加していたリアンから
チセに魔法を教えてほしいとの申し出がありましたが
それはやっぱりトーリーの為なんですかね？
寝ぼけたトーリーらしき男がリアンの名を呼んでましたし
リアンが教師棟にいたのも彼に会いにきたのではないかなと。
トーリーが魔法に目がないのは以前から明白ですし。
私としてはリアンが妖精から錆びたにおいがすると言われていたのが
ちょっと気になるところではあるんですが
それについてはいずれ何らかの形で明かされることになるかなと。
錆びで思い出したんですが魔法使いの嫁の小説”金糸篇”で
鉄錆と呼ばれる魔術師の事が綴られているんですが
その事と何か関係があるのか気になるところ。
全く関係ない可能性もありますが
錆びという言葉が出てきたので
もしかしたら関係があるのかなと。
ともあれリアンについてはまだ未熟なチセが教えられることはないので
おそらくエリアスに相談することになると思いますが
彼がリアンの申し出にどう応えるのかも含めて続きが楽しみです。
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