2020年9月3日発売の週刊ヤングジャンプ 2020年40号で連載中の
曝ク者！ 第21話のネタバレ＆感想になります。
第２１話 真犯人
内容ネタバレ
蘭が逮捕されたあの日から3日後
楓はあれから寝てないのか
フラフラになりながら資料室にいた。
早く真犯人探さないといけないと
蘭さんが自分を犠牲にしてまで頑張ったことを
無駄にしたくないという思いで
必死に資料の再精査をしていたが
綾からいいから30分だけでも仮眠してきなさいと言われてしまうことに。
以前蘭から後の事を頼まれた際に
楓は先輩に協力を頼んでもいいかと話していたようで
助っ人として綾もこの件に携わっていた。
綾に言われた通りに仮眠室へ向かおうとした楓だが
綾とポチが自分の事を話している声が聞こえ足を止める。
綾は編集部の中では一番経験が少ない楓を
何故蘭が買っているのか気になるようで・・・。
楓もその事は気になっていたらしく
本棚の陰で聞き耳を立てる中
ポチは蘭が言っていたことを語る。
瀬良楓はプライドを賭けるべき場所が
分かっている人間だ。
見栄や面子の為ではなく
その時一番大切な事の為に動くことが出来る。
本人がそれを意識的にやっているとは思えないが・・・
感覚で分かっているんだろう・・・。
そういう人間は信用に値する。
そう言っていたと。
その言葉を聞き顔を赤くする楓だが
聞き耳を立てていたのはバレていたようで
綾にそこまで言って貰えるなんて幸せ者ねと
言われてしまうことに。
さらに懐に資料を隠していたこともバレており
綾に母親のように見守られながら
ベッドに横になる羽目になるのだった。
一方、取り調べを受ける蘭だが
捜査資料はどこにあるのかと詰問されるも
全く口を割ることはなかった。
蘭は教える交換条件として
取り調べを担当している野元が
事実を世間に公表すること提示する。
俺がこの場にいるのも甲斐山さんが
今なお死刑執行の日に怯えているのも
24年前取り調べの最中に行われたことを
あんたが公表しなかった事から起きているのだと。
今は警視監にまで登りつめた花村逸治の下
取り調べの筆記係だったあんたは
全てを見ていたハズであり
その時の事を公表しない限り喋る気はないと告げ・・・。
何も新しい発見がないまま時間だけが過ぎていき
事態が動いたのは蘭が逮捕されてから11日目だった。
楓は先の事件の被害者である阿差森から
ある物を受け取っていた。
それは亡くなった奥さんが書いていた日記帳であり
几帳面な性格だった彼女がもう10年くらい
1日にあった出来事を細かくつけていたもので
もしかしたらその中に犯人に関する手掛かりがないかと
受け取った物だった。
その日記帳を読み何かに気づいた楓は
急ぎ蘭の自宅へと向かう。
そして蘭がこれまで調べた情報を確認した結果
犯人が誰だかわかったようで・・・！？
同時刻埼玉県某所。
ある初老の男性が買い物袋を持ち
アパートへ帰ってくると
そこにはあの”ゴロ”の姿が。
”ゴロ”は男を待っていたのか突然
甲斐山事件って聞いた事ある？と声をかける。
その言葉を聞き動きを止めた男に対し
”ゴロ”はあんただろ・・・？その真犯人ってのはと言い
中でちょ～～っとだけ話しよ～よと笑みを向けるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
真犯人が別にいることは
これまでの流れから予想してましたが
やっぱり結構歳いっているみたいですね。
同一人物の犯行だとしたら
それなりに歳をとっていると思ってましたが
予想通りな感じ。
ただ一番予想外だったのは
”ゴロ”が先に真犯人と接触したこと。
あの表情を見るにろくな事しないのは間違いなく
蘭をさらに追い込むために
何か画策しているような気がします。
正直あれだけ凄惨な事件を引き起こした真犯人と
あの”ゴロ”どっちが悪いのかは何とも言えませんが
蘭の邪魔をするために情報提供者をあっさり殺した事もあって
正直”ゴロ”のほうが危ない奴かなと。
ともあれようやく真犯人が誰かわかってきているみたいですし
”ゴロ”がどう動くのか次第ではありますが
色々事態が動いていくことになりそうです。
なんだかんだで怪しいと睨んでいた野元警部も
なにやら後ろ暗い事があるみたいですし
どういう結末を迎えることになるのか楽しみです。