雑誌掲載最新話 君は008

君は008 最新 第281話 ネタバレ&感想 最後に取り戻したもの

2023年12月27日発売の

週刊少年サンデー 2024年5・6合併号に掲載されている

君は008 第281話

ネタバレ&感想になります。

 

第281話 ゲットバック

内容ネタバレ

 

エイトの窮地を前に

己の体を盾に立ち塞がったルルス。

 

首領の一撃がルルスを貫こうとした瞬間

体を起こす事すら難しい状態の

シックボーイが絶叫と共に動き出す。

 

私の娘に手を出すなあああ!と

勢いのままに飛び出し

首領に一撃を入れたものの

今の首領に止めを刺すまでには至らず

反対にその身を貫かれてしまうことに。

 

貫かれた体は今にも燃え尽きようとしており

大量の血を吐くシックボーイは

ルルスの自分を呼ぶ声を聞き

彼女との日々を走馬灯のように思い出し・・・。


~シックボーイの回想~

ルルスがまだ幼い頃

隣のベッドで眠っていたはずのルルスに

夜中起こされることがあった。

 

ボクのベッドの下にね

おばけがいるのと。

 

すぐさまそのベッドを破壊し

妄想のオバケは死んだ、寝ろと言い

再び眠りにつこうとすると

ルルスがゴソゴソとベッドに入って来た。

 

仕方なく今日だけだぞ~と言うと

ルルスはえへへと嬉しそうに笑い・・・。

 

思えば変わったドグラっ子だった。

ある時旧人類同士の殺し合いに介入した時

ルルスは子供をかばってやられた遺体を

興味深そうに見ていた。

 

ボクはそれこそ旧人類が

下等生物である証、自己犠牲だと

くだらないと言いたげに説明するが

ルルスは言った。

 

それって自分より・・・

大事な人がいるってことだねと。

 

あの娘の言葉の意味が

正直よく理解できなかった・・・。


そしてある時CIA傘下の

対ドグラ部隊と戦うことになった際に

ボクは手強い相手ということもあって

嬉しく思いながら戦っていた。

 

そんなボクよりもさらに張り切って

戦っていたのがルルスだった。

 

ルルスは言う。

だってボーイだとみんな殺しちゃうからと。

 

それがなんでいけないというのかね?と

呆れたように尋ねるが

ルルスは自分が気付かない間に負っていた

傷を心配していた。

 

大丈夫?と心配そうに

こちらの顔を窺うルルスに

「おかしな事を言う娘だね・・・」

口ではそう言いながらも・・・なぜだろう

私の心の中に不思議な”嬉しさ”があった。

 

まあ 私は喜びの特化型ドグラだ、

どんな事にも喜びを感じる。

ただそれだけだと思った。

 

そして中野のエイトとかいう

ボウヤを基地から脱出させた時・・・

彼女に言った。

 

旧人類を愛でるのもいいさ・・・

彼らを理解しようとするのも

なんだったら恋するのもいいだろう・・・。

 

ただし用が済んだら始末する・・・

心の強さこそがドグラの優位性の一つなのだと。

 

しかしルルスは言った。

たしかに愛情なんかは脆いけど・・・

そんな脆い思いを大切にしている人間が・・・

ボクは好きなんだ!と。

 

彼女の真っすぐな瞳の中に

長い年月感じていた

”己の中の欠けた何か”を見た気がした・・・。


今際の際にそんな事を思い出した

シックボーイはルルスを思う。

 

そうか、そうなんだね・・・

ついに君は、私達が失ってしまった

旧人類の感情・・・”人の情”を

その胸に取り戻したんだね。

 

そしてルルスに抱えられながら

シックボーイは大きくなったね・・・と

涙を流していた。

 

その事にエイトや首領も驚くが

誰より自分自身が驚いていた。

 

これは・・・私が涙を?と

笑みを浮かべながらも

最期はルルスの腕の中で

その命を終えるのだった・・・。

 

首領は狼狽えていた。

ありえない・・・喜び特化型のクアドロが

涙など・・・断じてありえないよ!と。

 

そんな首領にエイトは告げる。

わからないのかい?

あれはきっと・・・嬉し涙だよと

泣きじゃくるルルスの腕の中で

安らかな笑みを浮かべる

シックボーイの最期を看取るのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

最悪ルルスが犠牲になる展開も

あり得るのかなと思っていましたが

シックボーイがやってくれましたね。

 

シックボーイがここで離脱してしまうのは

少し寂しいですがそれでも最期の表情を見る限り

満足して逝ったんじゃないかなと。

 

それにしてもシックボーイが

最期に涙を流したことによって

首領の正しさが全否定されましたね。

 

エイトの言うようにあれは嬉し涙であり

嬉しさの感情の一つだとは思いますが

首領にとってはこれまでの成果が

否定されたも同然に思ったのかも。

 

そもそもシックボーイの感情は

旧人類的に言ってしまえば

”人の情”、親としての愛だと思いますし

そういう意味でもショックだろうなと。

 

何にしてもシックボーイが

己を犠牲してまで娘であるルルスを守った以上

エイト達もこのままという訳にはいかないでしょうね。

 

このまま打開策がないままに

首領に蹂躙されるというのは

シックボーイの死を無にするも同然ですし。

 

次回は予告にあったように

再度”音無しの貫”を放つために

刀気を結集させる流れになるかと。

 

懸念されるのはあやめが

素直にそうするかどうかですが

彼女もシックボーイの死に

何かしら思うところもあるでしょうし

動かないということは無いと思います。

 

ただあやめが懸念している通り

エイトの体が限界なのも間違いないので

その辺りどうするのかでしょうね。

 

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