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ヒストリエ 最新 101話 内容ネタバレ&感想 パウサニアスの過去3

2017年10月25日発売のアフタヌーン 12月号に連載されている

ヒストリエ 101話のネタバレ&感想になります。

 
第101話 心の座・4

内容ネタバレ

 
パウサニアスはアンテアスの口利きのおかげで

わりとすんなり護衛兵見習いになる事ができたものの

当初は年齢や体格が至らず何年か王宮に通い訓練を受けていた。

 
その結果予備ではあったものの王宮の護衛兵として勤める事となり

アンテアスにはもう用はなかったものの

この身分を得る事ができた恩に対する支払い、

そうしたものの持ち合わせが特にあるわけでもなかったがその関係は続いていた。

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しかしその息子はそんなパウサニアスの事が気に入らないらしく

ある時下の連中を引き連れ抵抗しないパウサニアスを酷く痛みつける。

 
息子は男たちに護衛兵が務まらなくなるくらいに痛みつけろと命令し

男達はこんなに弱くて護衛兵なのかと馬鹿にした様子で

パウサニアスの腕を折ろうとした次の瞬間その立場は逆転していた。

 
パウサニアスは確かに護衛兵なのに弱いというのはまずいと呟くと

囲んでいた男たちを瞬く間に制圧するが

息子にはきみは殴らない、それが恩人の息子への支払いだと告げ手を出さなかった。

 
そして男たちに理不尽にケンカを売られた場合時に勢い余って

相手を殺してしまう事もあるだろうと警告するが

倒れた男の一人はすでに亡くなっていたが

パウサニアスはまるで意に返すことなくその場を立ち去るのだった。

 
紀元前343年(カイロネイアの戦いの5年前)

パウサニアスが護衛兵として勤務していたある日

アレクサンドロスに似ていたからかフィリッポスの目にとまることに。

 
その事を知った兄はついに目にとまったかと歓喜していたが

この頃兄は何らかの病に侵されたようで床に伏せることが多くなっていた。

 
病はどうやら人に感染るものではないようだったが

ひどく咳き込み時には吐血し身体も日々痩せ衰えていった。

 
そうしたある日、フィリッポスによる獅子狩りのお供をすることになる。

王を先頭にある程度の人数を繰り出しての獣狩りは王宮内で少々退屈に日々を勤める兵達の

福利厚生の意味合いもなくはなかったが言ってしまえばこれも軍事訓練である。

 
そんな狩りのお供の一人として参加することになったパウサニアスは

そこであの”貌”に出会ったのだった・・・。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
パウサニアスの視点ということもあってか

ちょこちょこ分かりづらいところもありましたが

ようやく彼の過去の一番重要な部分にさしかかって来たみたいですね。

 
メインは次回となりそうですが

これまでの話の中に出てきた伏線のいくつかは

次回以降にでも明らかになるんじゃないかなと。

 
それにしても未だ名前が出てこない彼の兄についてですが

あの様子を見る限りもう長くはなさそうですね。

 
結局フィリッポスに対する不満だけしかないような男でしたが

自分にとって都合のいい事しか考えないタイプなので

あれはあれで悪くない終わり方なのかも。

 
ともあれもう結構な間パウサニアスの回想が続いていますので

もうそろそろ主人公視点に戻って欲しいものです。

 
まあ、それだけ彼がこれから起こすであろう問題が大きいのだとは

理解できますが感情がほとんどない男の回想というのは

正直感情移入できないので。

 
なんにしても次回か次々回あたりには

現在に戻ってくるでしょうから

それを楽しみにしたいところですね。

 
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