雑誌掲載最新話 キングダム

キングダム 最新 第869話 ネタバレ&感想 亜花錦の選択と王賁の変化

2026年3月12日発売の

週刊ヤングジャンプ 15号に掲載されている

キングダム 第869話

ネタバレ&感想になります。

 

第869話 大将軍の風格

内容ネタバレ

 

霊咒公への後方奇襲を封じられ

亜花錦は一転して窮地に陥っていた。

 

そんな状況の中、側近の一人は

完全に足を止められたことから

一度離脱した方がいいと声を上げる。

 

そしてもう一人の側近は霊咒公本陣は

もう目の前であることから

何とか突破して敵将の首を取ると声を上げる。

 

これは壁軍を囮にした程の

大がかりな作戦であり次はないと。

 

そうしている間にも敵が新たに

こちらへと向かってきており

亜花錦は決断を迫られていた。

 

そして亜花錦は決断する。

作戦変更!全騎反転!この場を離脱すると。

 

それを見た霊咒公配下の者達は

せっかく目の前まで来ておいて

あっさり逃げていくと嘲笑うも

霊咒公は・・・判断が早いと語る。

 

率いている将は臆病者でなければ

相当なキレ者だと。

 

その言葉を聞き配下の者達が

ハッとさせられる中、霊咒公は命を下す。

 

後方に敵が居座るのは厄介だ。

全力であの隊を追い抹殺せよと。

 

一方、すぐさま動き出した亜花錦は

前を塞ぐ敵を蹴散らしながら

戦場から離脱しようとしていた。

 

側近の一人からあっさりとあきらめすぎでは

十に一つは敵将を討てたはずだとの指摘を受け

亜花錦は笑いながら言葉を返す。

 

十に九 しくじっては若君に申し訳が立たぬ。

失敗し我らが全滅しては

取り返しのつかぬ失態となる。

 

霊咒公の首を取ることは最上ではあったが

我々がやらねばならぬ本来の目的・・・・・はそこではないと。


亜花錦があの場で敵将に仕掛けることなく

離脱することを選んだ影響は

他の戦場にもあらわれていた。

 

壁は敵の圧力が弱まったことに気づき

今こそ好機であると皆に檄を飛ばす。

 

皆の者聞けェい 敵は後軍・・・

予備軍が底をついたぞ!

 

もう一押しだ もう一押しで敵本陣に届くぞ。

今一度力を・・・死力を尽くして戦えェい!と。

 

そして関常も敵の厚みが薄くなり

明らかに敵の力が散漫になり

壁軍も息を吹き返しつつあることに気づいていた。

 

そして亜花錦を知る関常は

誰がそれを為したのかも。

 

霊咒公本陣急襲を断念した亜花錦隊は

全速力で後方へ逃走した。

 

霊咒公の後軍がそれを追ったが

捕らえ討つことが出来なかった。

 

厄介なのはそこからの亜花錦の動きであった。

逃げたと思われた亜花錦隊が旋回し

再び霊咒公本陣を狙う姿勢を見せるのである。

 

追撃隊はその都度亜花錦たちを追い払わねばならず

正面の本戦の場に戻れなくなった。

 

背後に亜花錦が居続けるせいで

霊咒公は一定数の戦力を

そこへ向けざるを得なかった。

 

そうしているうちに危機にあった壁軍と

関常軍は息を吹き返し

正面の戦いは一進一退の攻防となった。

 

その頃ようやく本来亜花錦軍の相手であった

霊咒公軍左翼が亜花錦を追って裏に現れた。

 

左翼軍は亜花錦を奥深くまで追いやり

霊咒公の追撃隊はようやく正面の戦いに戻った。

――だが その時にはもう――


夕暮れとなった頃、王賁率いる玉鳳左軍と

相対していた袁環はなぜ霊咒公はこちらに

雪崩れ込んで来なかったのだと叫んでいた。

 

そして玉鳳左軍は兵力差に苦しみながらも

王賁自ら突破されそうな所へ現れ

兵達の士気を上げることで

抜かれることなく死守していた。

 

そんな窮地にありながらも

笑みを浮かべている王賁を見て

兵達は口々に声を上げる。

 

恐らく・・・いや間違いなく・・・

もう間もなく王賁様はなられるぞ 大将軍にと。

 

六万の北部軍に対し

二万の玉鳳左軍の戦いであったが

危うい場所に王賁自ら直下兵団を率いて現れ

戦況を立て直して回ることで何とか崩れることなく

玉鳳左軍は日暮れまで戦い抜いた。

 

霊咒公軍との挟撃を待っていた袁環は

刻を見計らい全力を出さなかった

自分の判断を悔やんだ。

 

秦趙大戦三日目

最重要と目された最北部の戦いは

玉鳳・壁が趙北部軍と霊咒公軍を

何とか抑えるという形で幕を下ろした。


戦いが終わった野営地にて

王賁のもとへ主要な将たちが集まっていた。

 

互いに生き残れたことを安堵しつつ

無事こうして乾杯できることを喜び合う。

 

本当に皆よくやったと笑みを浮かべる

王賁を見て関常は口を開く。

 

何か・・・変わったな若。

・・・余裕が出たというか何か・・・

 

関常にもそれが何なのか

断定できない様子だったが

亜花錦は父になったせいだろと。

 

王賁は息子”離”はもう五才だと返すと

亜花錦は皆が口にしなかったことを口にする。

 

王翦父君との関係の歪さを

我が子を抱くことで慰めたかと。

 

その言葉に番陽は貴様・・・!と

食って掛かろうとするも

王賁は・・・よいと口を開く。

 

父になってたしかに強くなったのやも知れぬ。

それまで自分が弱いとは思ってなかったがなと。

 

亜花錦はならばそろそろ王翦様とも

そういう話をしなされ二人でと言い

いい加減にと口を挟む番陽らに

お前達は皆気を遣いすぎなのだと。

 

そんな亜花錦の言葉を聞き

王賁は何か考えるように

そうだな・・・と返すが

そこへ壁が姿を見せる。

 

亜花錦は壁に今日は真に

あっぱれな戦いぶりであったと称賛するも

壁は冷やかしはやめて欲しいと否定する。

 

”主攻”を託されたにも関わらず

霊咒公まで届くことすら叶わなかった

今日のこの失態・・・!何と謝罪すればよいか。

 

明日は必ず王賁将軍の期待に応えられるよう

この壁軍 決死の覚悟で戦う所存!と。

 

裏を知る関常らが何とも言えない

表情を浮かべる中、亜花錦は思わず笑っていた。

 

王賁はそんな亜花錦を窘めつつも

壁に届かずとも見事な”主攻”でしたと

自ら杯に酒を酌み渡す。

 

そして両軍の兵士の健闘を称え

今は共に杯を交わそうと

皆で改めて乾杯するのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

奇襲が防がれて亜花錦がどうするのか

というところから始まったわけですが

即座に逃走を選ぶとは亜花錦らしいなと。

 

もちろんそうするだけの理由があって

それが正しかったのは間違いないですが

あの状況ですぐさま逃走を選べるだけでも

かなり有能なのは間違いないでしょうね。

 

なんにしても亜花錦隊が逃走して

さらに敵を引き付けたことで

壁軍と関常軍が息を吹き返したわけですから

十分な功績であると思います。

 

兵力的に全滅も視野に入る中で

この三日目を無事に凌げただけでも

かなり大きいかと。

 

それに王賁自身も言っていましたが

三日目を凌いだことによって

敵の兵力も判明したわけですからね。

 

これからの対応を考えるためにも

必要な事だったのは間違いないかと。

 

それにしても最後に裏を知らない壁が

改めて雪辱を誓っていましたが

なんていうか壁らしいなと(笑)

 

壁としては本気だったんでしょうけど

前もって裏を知っていた王賁達とすれば

そりゃあんな表情になるでしょうね・・・。

 

まあ、でも壁は昌文君と同じで

自分自身がどうにかするというよりは

誰かの補佐というか使われることで

真価を発揮するタイプだと思いますので

王賁とも相性は良いのかも。

 

亜花錦は堪えきれずに笑っていましたが

パッとしないものの壁という将が信用できるのは

皆が理解したと思いますので

どちらにとっても悪い結果ではなかったかと。

 

なんにしても三日目で霊咒公を討てなかった以上

四日目以降も厳しい戦いになると思いますが

今回の王賁を見るにかなり期待できそうですので

どんな戦いを魅せてくれるのか楽しみです。

 

気になる続きについてですが

次回は休載で3/26発売の17号で掲載とのこと。

 

第868話へ

第870話へ

-雑誌掲載最新話, キングダム
-,

© 2026 オススメ漫画ネタバレ情報局