flight０１７ ＳＬＹ
内容ネタバレ
烏丸たちにとって５回目となるブラックアウト当日、
海野以外の４人はブラックアウトの発生する穴の傍に来ていた。
烏丸の考えではこれまでのブラックアウトは
海野、烏丸、鷺沢、鴨田の順に人格を反映したものだと
予想していた。
そして今回のブラックアウトの怪物は見た目からして格別に気持ち悪く
烏丸はあれ、誰の怪物だよ！と叫んでいたが
その怪物は鷹山の人格を反映したものらしく・・・。
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鷹山自体よくわからないことからこれといった手段が思いつかない状態だったが
怪物は体に羽が生えさらにトゲまで生やし
こっちへ向かってくるというかなり好戦的な様子で・・・。
それを見た烏丸は鷹山になんとかしろと言おうとするも
すでに行動を開始しており翼を球状にして突撃し
かなりのダメージを与えていた。
さらに鴨田も同様に突撃し怪物のトゲも大分とれ
あと何回かと烏丸が呟いたその時
遅れてきた海野が跳び蹴りを食らわせると
怪物は殺・・・と何か喋ろうとしたような素振りをみせるが
その後鷹山、鴨田、海野にタコ殴りにされ消滅していた。
ある日の空港でＦＯＸはエージェントであるＦＡＩＲＹを迎えに来ていた。
ＦＡＩＲＹは１３歳にしては少し幼く馴れ馴れしいＦＯＸに対して
男は嫌いだと言い放つも彼女は何か感じる力を持っているらしく・・・。
ＦＯＸはＦＡＩＲＹに対して色々言いたいことがあるらしく
ＦＡIRYがブラックアウトを抑える薬を飲んで１年以上経つことを踏まえて
何故ラボが薬を飲ませているのかについて語る。
それは一つはＦＡＩＲＹを縛り付けるためで
もう一つは進化を止めるためだと。
医学的に見た場合、ブラックアウトはただの拒絶反応であり
現れる怪物は心理学で言うところのシャドウのようなものではないかと。
つまりそれは自分の嫌いな自分で、心理学ではその影と対決して結果として
受け入れることで人として成長することに繋がるのではないかと語る。
それを聞いたＦＡＩＲＹはＦＯＸに元はラボの人間なのに
誰の味方なのかと問いかけるとＦＯＸは自分が従うのは
自分の心の声だけだと答え・・・。
烏丸たちは通常の鳥部の活動を行っていたが
やっていることはバカっぽいことだった。
その頃ＦＡＩＲＹは鳥男に変身し、自身の能力である探索者（シーカー）で
烏丸達の様子を探っていた。
ＦＯＸから彼らの特化能力（アビリティ）はなにかと聞かれたＦＡＩＲＹは
４人はまだ卵でもう一人は何も視えないと答える。
ＦＯＸの予想ではそれはリンカー（つなげる者）で
現行人類とセラフをつなげるものの事らしく
本部が一番欲しがっている能力らしいが・・・。
一方、鳥部では相変わらず馬鹿なことを続けていたが
鷹山はなにか感じている様子で・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
まず初めに今回のタイトルである「ＳＬＹ」とは何なのかを
調べて見たところ、ずるい、陰険、狡猾などを意味するようで
こそこそと悪巧みをしているといった感じの意味のようです。
ずるいの代名詞でもあるキツネはＦＯＸなので
そういった意味でもあのエージェントのＦＯＸのことを指すのかなと思います。
それにしてもＥＤＥＮにも鳥男がいることは知っていましたが
烏丸達よりも年下の１３歳がいるとは思いませんでした。
それも話によれば一年以上薬を飲んでいるらしいので
少なくとも１２歳の時には鳥男になることができたわけですからね。
少なくともまだ翼をうまく使えない烏丸達よりは強いかも。
あと今回わかったことはブラックアウトは薬で抑えることが
出来ること、そしてそんなことが可能であることから
ＥＤＥＮではかなり鳥男について研究が進んでいることが
明らかになりましたね。
研究によってかどうかは分かりませんが鳥男にはＦＡＩＲＹのように
一人一人に何か特殊能力があるようですが
これは何ともたまらない設定が出てきましたね！
おそらく鳥男を続けていくうちに明らかになっていくのだとは思いますが
今後はこのアビリティの有無や良し悪しで戦っていくことになりそうです。
正直ＲＰＧ好きな私にとっては大歓迎の設定です！
それはさておきＦＡＩＲＹですがなんとなくいずれ烏丸たちの仲間に
なりそうな気がします。
性格にちょっと難はあるようですがああいったタイプは
そのうちこちら側にくるような気が・・・。
まあ、あくまでも予想ですけどね。
次回の展開ですが烏丸達の存在がＦＡＩＲＹに捕捉された以上
ＥＤＥＮとの関わっていくのは間違いないかと。
どうみてもＦＯＸは敵でしょうから戦いになることは間違いないでしょうね。
鷹山君の持っているとされるリンカーというアビリティを欲しがっていましたし、
どのような方法を使うにせよ敵対することになるかなと。